バイクに乗っていると、それだけで他のバイク乗りとの
連帯感、仲間意識のようなものが生まれます。
車の運転ではまずありえないことですが、バイクに乗ると
生まれる不思議とも言えるでしょう。

言い換えれば登山で出会った人と気軽に挨拶したり、
会話が弾むのと同じ原理かもしれません。
バイクに乗っているという状況が生み出す特殊な感覚です。

普段から積極的にコミュニケーションをとらない人でも、
バイクに乗ると自然に会話していることが多いのです。
道の駅、高速のパーキングエリア、観光スポットなどで
同じバイク乗りを見つけると自然と会話してしまいますし、
バイク同士がすれ違う時でもピースサインなどで挨拶します。
すごい不思議な感覚ですが、無意識で行っているのです。


知らない人でも仲間になった気分になる


これはバイクに乗っているという状況が生み出すものですが、
知らない人でもライダーという大きなくくりで仲間になった気分になります。
実際、バイクの乗っていない時にこんなことは起こり得ません。

電車に乗っている時に横の人にいきなり声をかけて世間話が始まるなど、
あり得ない事なのはわかるでしょう。
もしそんなことがあれば、変な目で見られるのがオチです。

登山、釣り、バイクなど趣味に近い行動をしている時に人は
自分と同じ人を見た時に仲間という意識が強く働くようで、
相手に親近感や連帯感を持つようになるわけです。

車を運転していてもこのようなことにならないのは、
車というものが生活の一部になっていることが挙げられます。
そのため、ドライブしているのか単に移動手段として車を使っているのか
それがはっきりしないので連帯感や親近感は生まれないのです。
バイクとはそういう意味でも特殊な環境下にあると言えるでしょう。